2025年6月30日、ついに日本でも「TikTok Shop」が導入されました。TikTok Shopはアプリ内で商品を購入できるEC機能です。この記事では、TikTok Shopの特徴と企業がSNSのライブコマースで購入につなげるコツを紹介します。
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TikTok ×ライブコマースでさらに広がる「TikTok経済圏」

2017年にTikTokが日本でサービスを開始した後に「TikTok売れ」という言葉が生まれたように、TikTokは消費行動に影響を与えやすいSNSです。TikTokを通じて商品と出会う若者も多く、トレンドや情報の発信源として機能しています。
そうした背景の中、いよいよ2025年6月30日、日本でもTikTokのEC機能「TikTok Shop」の提供が開始されました。ユーザーはアプリから離脱せずに商品を購入できるようになります。
商品の発見と購入がシームレスにつながり、TikTokのライブコマースでもより高い成果を期待できます。これまでECが整備できていなかった企業にとっても販路拡大の大きなチャンスです。
2025年6月、ついに日本導入!TikTok Shopの機能解説

TikTok Shopは、TikTokのショート動画やライブコマースの画面上で直接商品を購入できる機能で、以下のような複数のルートで購入が可能です。
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多くの他のSNSにEC機能はなく、ライブコマース中、いかに販売ページに誘導するかという課題がありました。しかしTikTok ShopのショッピングLIVE配信では、紹介商品を配信にピン留めしておくと、ユーザーは配信を見ながら好きなタイミングで商品を購入できます。
※上記の「ショップタブ」「TikTok Shop広告」は6月のローンチ時点ではまだサービスが提供されていませんが、数ヶ月以内に実装予定です。
TikTokライブコマースで成果を出すためのSNS連携戦略

TikTokでのライブコマースは、ライブ視聴を継続しながら商品を購入できるのが最大の強みですが、さらに成果を上げたいなら、複数SNSでの展開をおすすめします。
このとき、まったく同じ運用ではなく目的や用途に合わせてSNSを使い分けることが成功のコツです。以下に使い分けのポイントを解説します。
Eコマースか、ディスカバリーEコマースか
TikTok Shopの特徴を、TikTokでは「ディスカバリーEコマース」と呼んでいます。
通常のEコマースはユーザーがみずから欲しいものを検索して購入する「能動的な購買行動」です。対するディスカバリーEコマースは、おすすめやレコメンドといったSNSのパーソナライズ機能を通じて、ユーザーが好みそうな商品をSNS側から提示し、潜在ニーズに働きかける「受動的な購買行動」が特徴です。
EコマースとディスカバリーEコマースそれぞれの特性に合わせて、SNSも使い分けましょう。
| Eコマースに適したSNS(検索や目的買い) | |
| ハッシュタグ検索やショップ機能で目的買いに対応 | |
| YouTube | Youtuberによる商品レビューや長尺の比較動画が信頼されやすい |
| コミュニティ型販売(Facebookグループ)に強みがある | |
| ディスカバリーEコマースに適したSNS(たまたま見かけてほしくなる衝動買い) | |
| TikTok | TikTok Shop機能でシームレスに購入できる |
| Instagram(リール) | フィードで流れてきたリール動画で商品を発見しやすい |
| X | おすすめタブによりバズった話題が目に留まりやすい |
顕在層と潜在層、両方の顧客に届けるには、EコマースとディスカバリーEコマースの両方を実施するのが売上を最大化するコツです。
おすすめの組み合わせは、スマホだけでも始めやすいインスタグラム(Instagram)とTikTokの併用です。いずれ目的買いしてもらえるようTikTokとインスタグラムを連携し、双方での情報発信を続ければ相乗効果も狙えます。
目的に合わせたライブ配信を実施する

ただやみくもにライブ配信をしてもなかなか成果には結び付きません。ライブコマースで成果を出すために、まずは配信の目的を明確にしましょう。
TikTokでは潜在ニーズの顕在化とその場での購入を目的とした商品紹介が向いています。
インスタグラムはユーザーとの接点を増やして関係性を強化しやすいため、あえて売らない「ライブコミュニケーション」配信をおすすめします。商品やブランドの背景、ストーリーを伝えることでユーザーの理解が深まり、ファン化や今後の購買意欲につながります。
そして、いずれの場合も「何が視聴者に響くか」の分析は必須です。
そこで、ライブ中の視聴者数やコメント数・コメント内容・コメントユーザーなどのデータを、Meta社の公式APIを使用して完全に保存できるツール「snsforce」が非常に役立ちます。
snsforceはインスタライブで使えます。まずはインスタライブでユーザーのリアクションをモニタリングし、反応が良かった部分をもとにTikTok Liveを行う、リール動画やTikTokショート動画に切り出すなど、PDCAを回して売上の最大化を狙いましょう。
販売ページまでの導線をしっかり用意する
TikTok Shopの開始により、TikTokはSNS内で購入まで完結できるようになりました。その他のSNSにはEC機能がないため、販売ページへの誘導が必須課題です。インスタグラムのショッピング機能やYouTubeストアなどを利用して、SNSから販売ページへの導線を用意しておきましょう。
また、先に紹介した「snsforce」は、ライブデータのログを蓄積できるほか、サイトURLやクーポンを記載したDMを自動送信できます。指定キーワードが入ったコメントに対してDMを送れるため、ユーザーが商品やサービスに興味を持った最適なタイミングで販売サイトに誘導できます。
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このように、ライブ配信を通じて売上向上の仕組みを作れるのが「snsforce」です。
複数のSNSで役割を分担して顧客育成と売上最大化を目指す

TikTokとインスタグラムではSNSとしての特性が異なるため、双方を並行して運用するのがおすすめです。ライブ配信を切り出してTikTokやインスタグラムに投稿するなど、コンテンツ自体を共有・二次利用すれば、2つのSNSを低コストで効率よく運用できます。
また、「TikTok Shopで商品を販売したいがライブコマースの経験がない」という場合は、目的設定から現場ディレクションまでワンストップでお任せいただける「LIVURU」がおすすめです。継続的に効果を上げるライブコマースなら、お気軽にテイラーアップにご相談ください。

