インスタグラムのノート機能とは?企業アカウントのマーケティング活用例を紹介! 【snsforce】

インスタグラム(Instagram)を運用するにあたって、時々、他のアカウントのプロフィールアイコンに「吹き出し」がついているのに気付いたことはないでしょうか。このアイコン上の吹き出しが「ノート」機能です。

 

この記事では、ノート機能の概要と使い方に加え、企業アカウントがノート機能をどう使えばよいか活用術もお伝えします。

 

ノート機能をうまく使えば、自社アカウントの存在をアピールでき、ユーザーとの関係強化が可能です。日々のインスタグラム運用の参考にご一読ください。

 

インスタグラムの「ノート」機能とは?

インスタグラムのノートとは、吹き出し形式の短い投稿で気持ちや近況をシェアできる機能です。

 

60字以内のテキストや音楽、動画などをシェアできる

ノートでは以下の投稿をシェアできます。

  • 60字以内のテキスト
  • 音楽
  • 2秒以内の撮影動画

 

ノートは相互フォローでないと見ることができません。インスタ分類上の「親しい友達」だけへの共有も可能です。

 

吹き出し型で表示され24時間で消える

ノートは吹き出し型で表示され、投稿から24時間で消えます。ノートが表示されるのは、プロフィール画面とDM(ダイレクトメッセージ)受信箱です。どちらも、アイコンの上に吹き出しが出る形で表示されます。

 

24時間で投稿が消える点はストーリーズと同じですが、ハイライトのようにまとめて保存できる機能がないため、ノートは近況や今の気持ちを簡単にシェアするだけの機能だと考えられます。

 

ノートを見たフォロワーから「いいね」や返信があると、DMが届き個別でメッセージのやりとりを開始できます。

 

▼DMをビジネスで活用する方法を以下の記事で案内しています。あわせてご覧ください。
インスタグラムのダイレクトメッセージのビジネス活用法を徹底解説!DMを自動送信する方法も! 

 

ノート機能の使い方を解説

ここからは、ノート機能の基本的な使い方をお伝えします。投稿方法やできることを知って、フォロワーとのコミュニケーションにお役立てください。

 

ノートを投稿する方法

ノートは、プロフィール画面とDM受信箱から投稿でき、投稿場所によってできることが異なります。

【投稿手順】

  1. ノート(吹き出し)をタップ
  2. 60字以内のメッセージを入力
  3. 対象をタップして共有範囲を選択
  4. 「シェア」をタップ

プロフィール画面から投稿

【できること】

  • 「♬」をタップして音楽を追加
  • 他のユーザーへのメンション(相手が許可している場合)

 

追加できる音楽は30秒までです。好きな音楽を選んだ後に、共有したい30秒をどこにするか設定します。

 

DM受信箱から投稿

【できること】

  • 「♬」をタップして音楽を追加
  • 他のユーザーへのメンション(相手が許可している場合)
  • お題を入力する
  • 撮影した動画を追加

 

「お題」と動画はDM受信箱からしか投稿できません。

 

お題とはフォロワーの回答を募集できる質問機能で、最大で5件まで同時にシェア可能です。投稿画面の「?」をタップしてお題を入力し、吹き出し部分に自分の回答も入力してシェアします。

 

ノートで投稿できるのはその場で撮影した動画だけです。青いボタンをタップすると2秒間のみ録画されます。投稿した動画は、DM受信箱でアイコン画像の代わりに表示され、プロフィール画面では表示されません。

 

ノートを削除する方法

投稿したノートをタップすると「ノートを削除」を選択できます。一度シェアしたノートはあとから編集できないため、変更したい場合は削除してから投稿し直してください。

また、ノートは一度に1件しかシェアできません。ノートが消える24時間以内に「新しいノートを残す」でシェアすると、以前の投稿は上書きされ消えてしまいます。

 

ノート機能の企業アカウント活用術

続いて、企業アカウントがノート機能をどう使うのか、ビジネス向けの活用術をお伝えします。どんな情報をシェアするか迷った際の参考になれば幸いです。

 

キャンペーンの告知

ノート機能は、セールの事前告知や開催中キャンペーンの案内に活用できます。フィード、リール投稿では他の投稿によって流れたり埋もれたりしてしまいますが、ノートに書いておけばプロフィール画面を訪問したフォロワーに確実に見てもらえます。

 

ただし、全文(60文字)を表示するには吹き出しをタップしてもらう必要があります。タップしなくても読める短い告知に留めるか、「ハイライト見て!」など他の投稿への誘導を書くのがおすすめです。

 

コミュニケーションのきっかけ

相互フォロー同士だけが見られるノートは、親密感も演出できます。フォロワーとの距離を縮めるために少しフランクな口調にしてみるのもよさそうです。

 

また、コミュニケーションのきっかけとして「お題」で意見を募ってみるのはいかがでしょうか。コメントするというアクションをきっかけに、ユーザーからの親しみが増します。

 

相互フォロー限定のクローズな場で密にコミュニケーションを取ることで、顧客エンゲージメントの向上を図れるでしょう。

 

自然に存在をアピール

ノートはDM受信箱にアイコンと共に表示されます。フォロワーがDM受信箱を開くたびに目に入るため、アカウントの存在を自然にアピールできます。ノートの内容によっては、そこからフィード投稿やリール動画への誘導も可能です。

 

ノートはプロフィール画面にも表示されます。プロフィール画面にはURLが貼れるため、ノートの内容を工夫すれば販売ページへ誘導できます。

 

決まった時間・曜日にセール情報を案内すれば、定期的にアカウントを見に来てもらえるかもしれません。

 

「ノートでセールの先行告知をします!」と伝えておくと、フォローしてもらいやすくなります。ノートを見てもらうためにもフォローバックを忘れないようにしてください。

 

DMとの合わせ技で売上アップ

テイラーアップが提供するインスタライブ分析ツール「snsforce」は、イブ配信や投稿にコメントがつくとDMを自動送信できます。DMが届けばユーザーは自然と受信箱を開くため、ノートも見てもらえます。

 

  • 興味・関心を持ってコメントする
  • コメントに対して販売ページを記載したDMを自動送信
  • DM受信箱で商品に触れているノートを見る

 

上記の段階を踏むと、ノートで販売サイト誘導の後押しができるため、より成果につながりやすくなります。

 

興味・関心を持ってもらうきっかけとしては、よりダイレクトに商品サービスやブランドの魅力を伝えられるインスタライブがおすすめです。

 

▼インスタライブの配信方法や収益向上のための運用については以下の記事で詳しく解説しています。
インスタライブを配信・視聴するには?基本~企業での活用方法まで徹底解説

 

ノート機能でフォロワーとの関係を深めよう!

企業のSNSマーケティング担当者の皆様へは、自然にアカウントをアピールできるノート機能の積極的な活用をおすすめします。ただし、ノートで投稿できる文字数は60字と多くありません。ノートだけで完結するのではなく、フィードやストーリーズに誘導するなど、他の投稿との併用がおすすめです。

 

ノートは相互フォローのユーザーにしか見てもらえないため、つながりを強化したりコミュニケーションのきっかけとしたりする使い方が適しています。

 

インスタライブで「プロフィール画面の吹き出しでセールの先行告知するからフォローしてください!フォロバします!」などと案内するのも有効です。フォロワー数の増加も見込めるでしょう。

 

snsforceを導入すれば、「欲しい」と思った気持ちのフォローと、販売サイトへの誘導を一通のDMで実現できます。受信箱に表示されるノートでもう一押しができるため、売上アップも期待できるでしょう。

 

snsforceなら、通常は消えてしまうインスタライブの視聴者数やコメント内容といったライブデータを残せます。そのため、ライブ配信後に顧客の声を分析でき、サイトや商品の改善につなげられます。

 

顧客の声を分析して売上アップにつなげる「snsforce」

 

インスタライブの企画やキャスティングにお悩みの場合は、ライブコマースに必要なすべてをワンストップでお任せいただける「LIVURU(ライブル)」がおすすめです。ライブ配信のフォローや広告と連動したLP制作なども、ぜひテイラーアップにご相談ください。

 

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コラムの監修者

和田英男/COO

株式会社幻冬舎出身。新規事業設立、上場企業の幹部、外資消費財メーカー/家電メーカーのデジタル領域PR等の経験を通じ、2020年に株式会社TailorApp設立。国内での多くの企業が失敗し続けてきたライブをコマース軸からマーケティング/データ軸に切り替え、様々な企業を支援。そのノウハウを大手メーカーや代理店に対する講演やDX研修、記事執筆の活動も行う。

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