インスタライブ×スクショで広がる可能性!企業向け活用法と事例を紹介 【snsforce】

インスタグラムのライブ配信中、スクショが思わぬ形でブランド認知を広げたり、逆にリスクを招くことがあるのをご存じですか?

スクショとは「スクリーンショット」の略で、スマホやパソコンの画面に表示されている内容をそのまま画像として保存する機能のことです。

本記事では、スクショによるリスクだけではなく、スクショをプロモーションに活かす方法を具体的に解説します。インスタライブを使った効果的なプロモーション事例を知りたい企業担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください!

 

インスタライブでスクショされるリスクとは?

インスタライブはリアルタイムの交流を可能にする魅力的なツールです。ただし、しかし、視聴者が自由にスクショを撮れる点には注意が必要です。

 

スクショされた内容が不適切に使用されると、ブランドイメージを損なったり、機密情報が漏洩したりする可能性があります。ここでは、スクショによる主なリスクについて解説します。

 

誤解を招くスクショが拡散されるリスク

インスタライブのスクショは、一部分だけを切り取られることで誤解や悪用されるリスクがあります。特に、発言の前後や背景が伝わりにくいのが欠点です。「そんな意味じゃないのに……」というスクショが誤解を招き、SNSなどで広がりブランドイメージが損なわれることもあります。

 

こうしたリスクを完全に防ぐのは難しいですが、配信前に台本を作成しプライベートなものや商品を雑に放り投げる様子などが映り込まないように慎重にチェックすることで、誤解を招きにくくする工夫ができます。配信の質を高めるためにも、事前準備はしっかり行っておきましょう。

 

▼ライブ配信をスムーズに行うための台本作りについては下記の記事で詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください!
ライブコマースの台本って?台本が必要な理由とおすすめの構成を解説

 

スクショが情報漏洩につながるケース

スクショが社内情報や未発表の商品情報の漏洩につながる可能性もあります。例えば企業内のライブ配信で、未発表の商品が意図せず映り込んでしまうケースなどが挙げられます。

 

ライブ配信を始める前に撮影場所や画面共有の内容をしっかり確認し、未公開の情報が映らないように注意しましょう。また、社内向けの機密情報を含むライブ配信や限定イベントでは「スクショや画面録画は禁止です」とはっきり伝えることで、予期せぬ情報の拡散を防ぐことができます。

 

スクショによる著作権やプライバシー問題

スクショが第三者の権利を侵害するケースもあります。特に、出演者の肖像権や使用しているコンテンツの著作権を侵害するリスクが高く、注意が必要です。

このようなトラブルは法的な問題に発展する可能性があります。

 

【スクショによる著作権やプライバシー問題の具体例】

  • (本人の同意を得ていない写真など)出演者の肖像権侵害
  • 背景音楽やイラスト、スライド資料など著作物の無断使用
  • 通行人など映りこんでしまった未承諾の第三者

 

ライブ配信では、使用する素材や出演者の合意を事前に得ること、また著作権フリーの素材を使用することで、リスクを軽減できます。

 

インスタライブ中にスクショしてもらうメリット

「ライブでのスクショを禁止する」という方針をとるのも1つの方法ですが、スクショを許可することで得られるメリットも大きいです。主な利点としては、以下の2つが挙げられます。

 

  1. ライブ配信の一部がSNSでシェアされブランド認知が広がる
  2. リアルタイムの口コミでライブがさらに盛り上がる

 

視聴者が積極的にスクショをシェアすることで、ブランド認知やライブの盛り上がりを効果的に高められます。ここでは、その具体的なメリットを紹介します。

 

メリット1. ライブ配信の一部がSNSでシェアされブランド認知が広がる

視聴者がライブ配信中に撮ったスクショをSNSでシェアすることで、ブランド認知の拡大効果が期待できます。

例えば、視聴者が「#ライブ視聴者限定キャンペーン」「#スクショでキャンペーン」などのハッシュタグを付けてスクショを投稿すれば、その内容がフォロワーに伝わり自然な告知として広がります。

 

特に、実際の視聴者が発信する投稿は宣伝っぽさが少なく信頼されやすいのが特徴で、新規の視聴者に興味を持ってもらう良いきっかけになります。

 

さらに効果を高めるには、「特定のハッシュタグ」や「スクショしてくれた人だけの特典」を用意するのがおすすめです。

 

メリット2. リアルタイムの口コミでライブがさらに盛り上がる

ライブ中に視聴者がスクショを撮り、それをSNSに投稿すると、その場で口コミが広がります。「このあと新商品の発表があるらしい!」「新商品のこんな機能がすごい!」といったスクショ投稿がきっかけで、新しい視聴者が配信に参加することも期待できます。

また、ライブ配信中だけでなく、終了後もスクショがSNSで拡散され続けるのは大きなメリットです。スクショがきっかけで視聴者同士のやりとりが生まれたり、ライブやブランドへの注目度が高まったりします。

 

スクショのやり方

スクショの取り方はデバイスによって異なりますが、どれも方法さえ知っていれば簡単にできます。

 

【スクショの取り方】

  • iPhoneでは「電源ボタン」と「音量を上げるボタン」を同時に押す
  • Androidでは「電源ボタン」と「音量を下げるボタン」を同時に押す
  • Windowsでは「PrtScn(Print Screen)」
  • Macでは「Command + Shift + 4」

 

スマホの機種によってはスクショ専用ボタンが用意されている場合もあります。撮影後は画像編集アプリを使ってスクショを加工したり、必要な部分を切り取ったりすることも可能です。

 

スクショを活用したインスタライブのプロモーション事例

インスタライブでのスクショは、参加型プロモーションや自然なブランド拡散の手段として活用できます。以下に具体的な事例を紹介します。

 

 事例1. ライブ配信のスクショ投稿を促すキャンペーンを実施する

人気俳優やインフルエンサーが出演するインスタライブで、視聴者がスクショを投稿すると出演者から「いいね」がもらえるキャンペーンを実施した企業があります。このキャンペーンの効果で視聴者数が伸びただけでなく、話題性の高いプロモーションとして注目を集めました。

 

ライブ配信は、視聴者との双方向のコミュニケーションができる場として魅力的です。さらに気軽にスクショを撮影してSNSに投稿してもらえるイベントはユーザー参加型のプロモーションとしてぴったりです。

 

人気のタレントやインフルエンサーを起用することでキャンペーンの話題性も増します。

 

▼出演者の選び方に関しては下記の記事で詳しく説明しています。自社の方向性に合った最適な出演者を選ぶ参考にしてください!
ライブコマースに出演する「コマーサー」「KOL」「インフルエンサー」の違いとは 

 

事例2. ハッシュタグ付きスクショ投稿でSNS拡散を狙う

「#(ブランド名)スクショチャレンジ」のようなハッシュタグを設定し、スクショを投稿してもらうことでSNS上での自然なブランド拡散を狙うキャンペーンも人気です。

 

この方法では、投稿者のフォロワーを通じてブランドが広がり、新規顧客の獲得が期待できます。たとえば、スクショ投稿者の中から抽選で10名に特典をプレゼントするなど、「お得感」を加えることで参加率を向上させることも可能です。

 

事例3. QRコードをスクショして購入を促進する

ライブコマースでは、配信中に視聴者が商品を購入しやすくする工夫が重要です。ライブコマースやライブ配信から直接購入ページに飛べない問題の対策として配信中に購入ページのQRコードを画面に表示し、視聴者にスクショを取ってもらう方法があります。

 

購入ページのQRコードがあると、視聴者がライブを離れることなく購入ページにアクセスできる利便性が強みです。

 

さらに購入意欲を後押ししたい場合は、「snsforce」のようなDMツールの導入がおすすめです。「snsforce」を使えば、ライブ中のコメントに自動で返信して、購入ページへのリンクや特典情報を直接送ることができます。

 

こうした仕組みを取り入れることで、視聴者の体験をよりスムーズにし、購入意欲を高めやすくなります。

 

スクショの拡散力でブランド認知を広げよう!

インスタライブ中のスクショについては、マイナスイメージを抱きがちですが、実は企業のブランディングや集客を強化する強力な武器でもあります。視聴者がスクショをSNSでシェアすることで、ブランドの認知度が広がり、新たな顧客層へのリーチが期待できます。

 

さらにsnsforceを活用すれば、スクショを撮ってもらうのを待つだけでなく、ライブ中のコメントから直接DMやクーポンを送信し、視聴者に特典を提供することが可能です。 

 

本記事で紹介した成功事例を参考にスクショの力を最大限に活かし、企業のプロモーションを大成功に導きましょう!

 

▼ライブデータ取得・DMの自動送信でインスタライブの売り上げを伸ばす「snsforce

 

また「自社に合うスクショを活用したプロモーションが分からない」という企業には、ライブコマースに必要なすべての工程をワンストップでお任せいただける「LIVURU」がおすすめです。

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コラムの監修者

和田英男/COO

株式会社幻冬舎出身。新規事業設立、上場企業の幹部、外資消費財メーカー/家電メーカーのデジタル領域PR等の経験を通じ、2020年に株式会社TailorApp設立。国内での多くの企業が失敗し続けてきたライブをコマース軸からマーケティング/データ軸に切り替え、様々な企業を支援。そのノウハウを大手メーカーや代理店に対する講演やDX研修、記事執筆の活動も行う。

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