インスタ収益化の方法は?企業目線のマネタイズ案5選 【snsforce】

企業のマーケティング・広報担当の皆様は、インスタグラム(Instagram)を運用するうえで「収益化できないか」と考えたことはないでしょうか。集客やブランディング、認知度の向上など、SNS運用の目的はいくつかありますが、インスタアカウントを収益化できれば収入源を1つ増やせます

 

この記事では、インスタグラム運用と並行した収益化の方法やその注意点を紹介します。参考になれば幸いです。

インスタグラムで収益化する方法

インスタグラムには収益化できる機能がいくつかあります。日本は対象国ではありませんが、コンテンツPVによる収益化のテスト運用も始まっています。

 

現在のインスタグラムのマネタイズ手法は、大きくは以下の5つです。

  • サブスクリプション
  • 投げ銭(バッジ・ギフト機能)
  • ライブコマース
  • アフィリエイト
  • 企業のPR

 

サブスクリプションやバッジ・ギフトといったインスタグラムの機能を利用するには、フォロワー数などの条件を満たす必要があります。条件を満たすだけでなく招待を受けてないと利用できないケースもあります。

 

インスタグラムの機能を利用しないマネタイズ手法を選択する場合でも、フォロワー数が多いに越したことはありませんが、必須条件ではないのでアカウントの状況によってはすぐに始められます。

 

しかしインスタグラムの機能以外のマネタイズ手法はほぼ個人向けで、企業アカウントには向いていません。一方で、ライブコマースなど売る商品が必要なマネタイズ方法は、個人アカウントだと収益化しにくいでしょう。

それでは企業ならどの方法が最適なのか、次に具体的に紹介していきます。

収益化法を企業目線で紹介

以下のようなおもに個人向けのマネタイズ手法も、企業が自社商品やサービスを売る際の広告ととらえれば利用の幅が広がります。

 

1.サブスクリプション

インスタグラムの機能「サブスクリプション」は、ユーザーに対する有料サービスです。月額料金を払ったユーザーに、登録者限定のコンテンツを提供できます。

 

サブスクリプションでできること

登録者バッジ 登録者のコメントやメッセージに紫色のバッジが表示される
限定公開コンテンツ 登録者限定でフィード投稿・リール動画・インスタライブ・ストーリーズを公開できる
登録者限定ホーム 登録者限定コンテンツがまとまったホームタブ
チャット・チャンネル 最大30人と会話できる登録者限定のチャットと、登録者全員にメッセージを送れる一斉配信チャンネル
登録者向けプロモーション ・永久プロモーション:最初の5人の登録者に50%の割引を提供

・キャンセルプロモーション:キャンセル時に1か月分利用料金を無料にする

 

サブスクリプションは月額料金のため、登録者数に応じた安定収入を得られます。そのほかのメリットは、特別感を演出してフォロワーとの距離を縮められることです。関係性を強められるため、より熱心な支持層を獲得できます。

 

サブスクリプション利用の条件は以下のとおりです。

【サブスクリプションの利用条件】

 

また、サブスクリプションはプロフェッショナルアカウントでないと利用できません。ビジネスアカウントへの切り替え手順は「Instagramをビジネスアカウントに移行する」をご参照ください。

 

条件を満たして招待状が届くとプロフィール画面の「プロフェッショナルダッシュボード」からサブスクリプションを利用できます。

 

2.投げ銭(バッジ・ギフト機能)

バッジ機能はインスタライブへの投げ銭、ギフト機能はインスタリールへの投げ銭です。投げ銭は「ライバー」と呼ばれる個人ユーザーやインフルエンサー向けの収益方法で、企業にはあまりおすすめできません。ただし、クラウドファンディングのような配信や動画に限定するなら、企業アカウントでも投げ銭で直接収益に結びつけられそうですね。

 

バッジ機能

バッジ機能を利用すると、視聴者がインスタライブ中に有料のバッジを購入して送信できるようになります。バッジを購入したユーザーには、ユーザーネームの横にハートが表示されます。

バッジは以下の3種類です。

  • ハート1つ:120円(0.99米ドル)
  • ハート2つ:250円(1.99米ドル)
  • ハート3つ:610円(4.99米ドル)

 

利用条件は以下をご参照ください。

【バッジ機能の利用条件】

 

日本の場合、バッジ機能は招待を受けた場合のみ利用できます。プロフェッショナルダッシュボードに「バッジを設定」の表示があるか確認しましょう。

 

ギフト機能

ギフト機能はリール動画に対する投げ銭です。ユーザーが購入した「スター」というバーチャルギフトを受け取れ、スターの数に応じた収益を得られます。

 

ギフトはスターの数に応じて1・5・10・15・20・300スターの6種類から選べます。ユーザーが購入できるスターパックは以下の3種類です。

  • 45スター:70円
  • 140スター:430円
  • 300スター:860円

 

利用条件は以下をご参照ください。

【ギフト機能の利用条件】

  • プロフェッショナルアカウントを持っている
  • 18歳以上
  • フォロワー数5,000人以上
  • パートナー収益化ポリシーに準拠している
  • コミュニティ規定とコンテンツ収益化ポリシーを遵守する

 

3.ライブコマース【企業におすすめ】

ライブコマースは、ライブ配信で商品を紹介して販売に結びつける手法です。

 

自サイトへの誘導も含め、企業アカウントにとってのインスタグラム収益化の最適解はライブコマースです。実際に、企業の多くはライブコマースの配信手段としてインスタライブを選んでいます。

 

商品紹介で販売サイトに誘導するなら、インスタグラムのショッピング機能も有効です。ただし、インスタライブからサイトに誘導したいなら、ほかの投稿を経由しないダイレクトメッセージでの案内がより確実です。

 

コメントに対してDMを自動送信できる「snsforce」なら、視聴者の「欲しい」「気になる」といった気持ちが冷めないうちに次のステップへと後押しできます。

 

また、snsforceなら通常は消えてしまうインスタライブのデータを蓄積してマーケティングに活かせます。インスタライブは情報の宝庫です。商品企画やサイト改善など、ライブコマースのコメントを通じてユーザーの求めていることを把握しましょう。

 

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4.アフィリエイト

アフィリエイトは成果報酬型の広告で、紹介した商品が売れたら広告収入を得られます。個人アカウントが導入しやすいマネタイズ手法ではありますが、企業アカウントで他社商品の紹介は難しいでしょう。

 

企業なら、広告としてのアフィリエイトを検討するのもひとつの方法です。アフィリエイトは成果報酬型のため、実際に商品が売れるまでは費用が発生しません。広告コストを抑えられるのは大きなメリットです。ただし、掲載方法を細かく指定できないため、思わぬ形で紹介される可能性もあります。

 

アフィリエイト広告を出稿する場合はASPに登録が必要です。ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)は、広告配信・成果確認・報酬支払いをしてくれる仲介業者です。多数ありますので比較検討して決定しましょう。

 

5.企業のPR

他企業からの依頼でサービスや商品をPRするマネタイズ手法もあります。アカウント自体の拡散力や影響力が求められるため、それなりのフォロワー数がいないと成立しません。

 

アフィリエイト広告と同様に、企業アカウントが他社のPRをすることは想定しにくいため、インフルエンサーに自社のPRを依頼する方向で考えてみましょう。

 

まず、自社サービス・商品と親和性の高いインフルエンサーを選ぶことが重要です。定期的にライブ配信をしているなら、インスタライブのコラボやライブコマースの出演を依頼するのもおすすめです。

 

どういった出演者が良いのか迷うときは、テイラーアップにお任せください。ライブ配信の企画やキャスティングから配信後の分析まで、ワンストップでお任せいただけます。

 

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インスタグラムを収益化する際の注意点

最後に、インスタグラムアカウントを収益化するときの注意点をお伝えします。

 

フォロワーの購入はしない

インスタグラムの機能を利用するためには、フォロワー数の条件を満たす必要がありますが、フォロワーの購入はしないようにしてください。フォロワー購入はインスタグラムの規約違反です。アカウント凍結の危険性もあるため、絶対に購入しないようにしましょう。

 

フォロワー数も多ければ多いほど良いというわけではありません。形だけのフォローは興味と連動していないため、成果に結びつかずかえってマネタイズしにくくなります。定期的かつ継続的な発信で、アカウントに興味のあるオーガニックなフォロワーを増やすようにしましょう。

 

ステルスマーケティングに気をつける

ステマ(ステルスマーケティング)とは、広告ということを隠した広告・宣伝のことです。広告出稿時には広告だと明記する必要があります。広告であることを隠したステマは景品表示法違反となります。

 

企業としては、PRやインスタライブの出演を依頼する際に、ステマにならないように注意しましょう。インフルエンサーにPR表記やタイアップ投稿をお願いするといった対応が必要です。

 

ブランドイメージを大切にする

インスタグラムユーザーはあからさまな広告感を好みません。そのため、企業アカウントでのマネタイズにこだわると、反感を買ってしまう可能性があります。自社のサービス・商品のアピールをしながら、アカウントのイメージを損なわない範囲での収益化に留めましょう。

 

また、PRを依頼する場合も、自社と合うインフルエンサーかを慎重に見極めてください。上記のフォロワー購入やステマなどの違反があるインフルエンサーだと、有事の際にこちらも影響を受けてしまいます

 

日頃のアカウントの動きも見つつ、きちんと活動しているインフルエンサーを選ぶようにしましょう。その判断が難しい場合は、企画やキャスティングを得意とするテイラーアップにぜひ一度ご相談ください

 

企業アカウントの正統派マネタイズはライブコマース

ライブ配信で商品を紹介し販売に結びつけるライブコマースは、企業アカウントのマネタイズとして最もおすすめの手法です。加えて、サブスクリプションやバッジ機能など、ビジョンやコンセプトに共感したときに応援できる体制を整えておくのも良いでしょう。

 

インスタライブを利用したライブコマースをまだ実施したことがない、実施したけれど成果が出なかった場合は「LIVURU(ライブル)」がおすすめです。

 

  • やり方がわからない
  • やっても売れない
  • 1回やっても継続できない

 

「LIVURU」なら、ライブコマースにありがちな上記のお悩みを全て解決できます。

 

商品だけご用意いただければ、インフルエンサーのキャスティングや企画、配信、配信後の分析まで全てお任せいただけます。いずれ自走化するまでの仕組み作りなど、貴社の状況に合わせてサポートいたしますので、お気軽にお声かけください。

 

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ライブコマースだけでなく、集客という点でも、インスタグラムからいかに自社サイトに誘導するかが重要です。簡単かつ確実な送客方法として、snsforceをおすすめします。コメントしたタイミングで気になる商品のURLが届くため、自然な流れでサイトに誘導できます。

 

さらに、インスタライブのデータを分析して二次利用できる点もsnsforce導入の大きなメリットです。

通常、視聴者からのコメントは配信後に消えてしまいますが、配信しながら気になるコメントをメモしておくのは至難の業です。ライブデータを全て蓄積できるsnsforceをご活用ください。

 

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コラムの監修者

和田英男/COO

株式会社幻冬舎出身。新規事業設立、上場企業の幹部、外資消費財メーカー/家電メーカーのデジタル領域PR等の経験を通じ、2020年に株式会社TailorApp設立。国内での多くの企業が失敗し続けてきたライブをコマース軸からマーケティング/データ軸に切り替え、様々な企業を支援。そのノウハウを大手メーカーや代理店に対する講演やDX研修、記事執筆の活動も行う。

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