インスタグラムのハイライト機能をビジネスにフル活用!【集客・ブランディング】 【snsforce】

インスタグラム(Instagram)は個人だけでなく企業にとっても使いやすいSNSです。画像や動画、ライブ配信でユーザーとの接点を増やすことで、集客やブランディングにつながります。その一方で、URL(リンク)を貼れる場所が限られているため、販売ページやほかのSNS、自社サイトへの誘導が課題です。

 

その課題解決には、インスタグラムの「ハイライト」機能が役立ちます。プロフィールの目立つ位置に表示されるハイライトは、導線作り以外にもさまざまなビジネス効果をもたらしてくれます。

 

インスタのハイライトがもたらすビジネス効果

ハイライトは、「ストーリーズ」をまとめて表示できる機能です。ストーリーズとは、フィード投稿とは別に動画や画像を投稿できる機能で、投稿後は24時間で消えてしまうのが特徴です。

 

▼ストーリーズ機能については以下の記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
【インスタグラム】ストーリーズ機能のマーケティングに役立つ機能や使い方完全ガイド

 

ハイライトとはストーリーズをまとめて表示できる機能

ハイライトの表示箇所はプロフィール画面の上部です。タップすると、まとめたストーリーズが順に表示されます。プロフィール画面に訪問したユーザーの目に留まりやすく、見てもらいやすいのがハイライトの大きな特徴です。

 

ブランドや企業に興味を持ってプロフィール画面に訪れたユーザーが、「もっと知りたい」「情報を深掘りしたい」と思ったときにハイライトが役立ちます。

 

24時間で消える「ストーリーズ」を長く残せる

先にお伝えしたとおり、ストーリーズは24時間限定の表示です。しかし、ハイライトにまとめると24時間以降も消えずに残せるため、過去のストーリーズやキャンペーン情報などのコンテンツを整理してプロフィール上に保管できます。

 

反響のあったストーリーズやキャンペーン企画など、企業やブランドにとっての「売り」を長く見せられるのは大きなメリットです。

 

ハイライトから販売サイトやページに誘導できる

ハイライトには、外部サイトやSNSに誘導しやすいというメリットもあります。

 

フィード投稿にURLを記載してもリンクとして機能しませんが、ストーリーズのリンクステッカーならリンクから外部サイトに誘導できます。リンクを貼ったストーリーズをハイライトにまとめ、リンク集として表示しておきましょう。

 

画像と合わせたわかりやすいリンク案内ができるため、ハイライトはプロフィールからの導線として効果的です。

 

⇒リンクステッカーとは

リンクステッカーとは、インスタグラムのストーリーズにリンクを貼れる機能です。ストーリーズ投稿画面のステッカー一覧から「リンク」を選びURLを追加します。

 

プロフィール画面でブランディングできる

ハイライトには、プロフィール画面のブランディングという役割もあります。インスタグラムのプロフィール画面で伝えられる情報は、文字数150文字と決して多くありません。そこをカバーできるのがハイライトです。

 

ハイライトのカバーデザインやタイトルの付け方で、視覚的なブランドイメージを伝えられますブランドコンセプトや企業ポリシーを伝えるハイライトを作成するのもおすすめです。

 

ハイライトの操作方法

まずは作成やストーリーズの追加、削除など、ハイライトの基本的な操作方法を説明します。

 

ハイライトの作成、ストーリーズの追加

現在表示中のストーリーからハイライトを作成する手順は以下のとおりです。既存のハイライトに追加する場合の手順も同じです。

  1. ハイライトに含めるストーリーズを表示する
  2. 右下の「ハイライト」をタップ
  3. 既存のハイライトに追加するかハイライトを新たに作成するか選ぶ

新規でハイライトを作成する場合はタイトルを入力してください。

 

24時間経ったストーリーズからハイライトを作成する場合、プロフィール画面の以下のどちらかをタップしてください。ハイライトに含めるストーリーズの選択画面に移ります。

  • 右上の「+」マーク→ストーリーズハイライト
  • 画面中央のハイライト表示位置の「+」New

追加するストーリーズを選択したら「次へ」をタップ。カバー画像とタイトルを編集したら、右上の「完了」でハイライトがプロフィール画面に表示されます。

 

ハイライトの削除

ハイライト自体を削除したいときは、プロフィール画面から削除したいハイライトを長押しして「ハイライトを削除」をタップします。消える前に確認が入るので、そこで「削除」をタップすれば完了です。

ハイライトに含まれる一部のストーリーズを削除したいときは、まず削除したい投稿を表示します。右下の「その他」をタップして「ハイライトから削除」をタップすると削除完了です。

削除したいストーリーズが複数あるなら、ハイライトの編集から対象投稿のチェックを外すやり方がおすすめです。

 

ハイライトの編集

ハイライトの編集では以下の3点を変更できます。

  • タイトル
  • カバー画像
  • 含めるストーリーズ

 

削除と同様に、プロフィール画面で編集したいハイライトを長押しします。「ハイライトの編集」をタップして、該当箇所を編集しましょう。

タイトルを変更したいときは、表示されている現在のタイトル名をタップして編集します。カバー画像の変更は「カバーを編集」からです。ハイライトに含まれたストーリーズから選ぶほか、任意の画像も設定できます。

 

編集画面の下部には選択したストーリーズが表示されており、チェックを外すとハイライトからは削除されます。「ストーリーズ」のタブはこれまでに投稿したストーリーズの一覧です。チェックを入れるとハイライトに追加できます。

 

ハイライトをリール動画に変更

ハイライトからスライドショー形式のリール動画も作れます。ハイライトを見るのはプロフィールページに訪問したユーザーのみですが、リールにしておけば「おすすめ」としてまだ自社を知らないインスタグラムユーザーの目に届く可能性が高まりますさらなる拡散力が期待できますので、一度お試しください。

 

リール動画に変更する手順は以下のとおりです。

  1. リール動画にしたいハイライトを表示する
  2. 右下の「作成」をタップ
  3. 使用する音源を選択
  4. リールでシェア

 

ハイライトの順番どおりにリール動画でも表示されますが、表示順の変更は可能です。左下の「動画の編集」から、並び替えや表示時間の変更、フィルターの追加などの編集ができます。

 

ハイライトのビジネス活用法5選

続いて、具体的なハイライトのビジネス活用法をお伝えします。自社に合ったやり方で、ブランディングや集客にお役立てください。

 

販売サイトやほかのSNSへの導線を作る

ストーリーズにはURLが貼れるため、ハイライトで関連URLをまとめておくと「販売サイトを見たい」「ほかのSNSもチェックしたい」と思うユーザーが自分でURLを探さなくてすみます。タイミングを逃さず販売ページに誘導できるのがメリットです。

 

インスタグラムから販売ページへの誘導ルートは、他にショッピング機能などもありますが、DMでサイトやSNSのURLを送る方が確実です。

 

とはいえ1通ずつ手作業での送信は労力もかかり、ミスや案内漏れも発生しやすいため、DMを自動送信できるツールの導入をおすすめします。

 

テイラーアップが提供する「snsforce」なら、特定のキーワードに対してDMを自動送信できます。フィードコメントやストーリーメンションなどアクションごとに文面を編集できるのも便利な特徴です。

 

キャンペーン情報をまとめる

キャンペーン実施時に、必要な情報をハイライトにまとめるのもおすすめの使い方です。プロフィール直下に固定表示することでキャンペーンが認知されやすくなり、期間や応募方法・注意点などの情報がまとまっているのでユーザーにとっても親切です。

 

またキャンペーン期間中はインスタライブで追加情報を配信するのも有効です。動画なら、応募の際の疑問点や細かな商品の詳細についての質問にもわかりやすく答えられます。

 

手順を再度紹介すると、以下のとおりです。

 

  • インスタライブを実施
  • アーカイブをストーリーズでシェア
  • キャンペーン情報のハイライトにまとめる

 

さらに、キャンペーンの改善点を探るには、インスタライブのコメントが参考になります。通常ならインスタライブのコメントや視聴者数などの情報は消えてしまいますが、snsforce」を導入すればシステム上にライブデータを全て蓄積できます

 

ブランドごと・新商品ごとに個別に見せる

ハイライトに追加するストーリーズは任意に設定できるため、ブランドやカテゴリごとに統一感のある見せ方ができます。

 

ブランドごとの商品情報をまとめたハイライトはブランドイメージを共有しやすく、その世界観を好む層に効果的なアピールができます。

 

複数のブランドで違ったイメージを打ち出している場合は、ハイライトのカバー画像で差を表現できるように工夫してみましょう。ブランドイメージが伝わるカバー画像にすれば、そこから新たな層の興味を引く可能性が高まります。

 

お客様の声を紹介する

インスタグラムのストーリーズには、自分がメンションされたストーリーズをシェアできるリポスト機能があります。ハイライトでまとめておけば、プロフィールを訪問したユーザーに良質な口コミを見てもらえます。実際に商品を使った感想は、購入に迷うユーザーを後押ししてくれるでしょう。

 

また、リポストした投稿をハイライトに掲載することで、企業としてちゃんと感想に目を通しているとアピールできます。メンションされた感想はリポストするという姿勢を見せておくと、企業アカウントによる拡散・認知を狙った口コミ投稿が増えるかもしれません。

 

よくある質問をまとめる

ハイライトでまとめる情報として「よくある質問」もおすすめです。まずはストーリーズの質問機能で質問を集めましょう。

 

  1. ストーリーズの質問スタンプで「聞きたいことはありますか?」と質問を募集する
  2. ユーザーがテキストや写真、動画で気になる点を回答する
  3. ユーザーの気になる点や質問にストーリーズで返信する

 

上記の手順で質問への回答ストーリーズを投稿し、ハイライトでまとめましょう。実際のユーザーから発生した質問のため、購入を検討するユーザーにとっても有益です。

 

ただし、ハイライトは長くプロフィール上に残るため、質問募集時にハイライトに載せることは伝えたほうがいいかもしれません。「24時間で消えるストーリーズならOKでもハイライトでずっと残るのはちょっと……」というケースも想定できます。またDMで投稿に対するお礼を伝えればより丁寧です。

 

そのほか、実店舗がある場合は最寄り駅や駅からの経路といったアクセス情報をまとめるのもユーザーに喜ばれるハイライトの使い方です。

 

インスタハイライトでよくある質問

最後に、ハイライト機能でよくある質問をまとめました。「こういうことってできる?」と疑問に思ったときは、こちらをご参照ください。

 

Q:ハイライトの順番は変えられる?

プロフィール画面のハイライトは更新日時順に並びます。手動で好きな順番に並べ替えることはできませんが、新たに追加したストーリーズは一番左に表示されるため、ストーリーズを追加したりいったんハイライトを削除したりして、順番を調整してみてください。

 

Q:表示されるストーリーズの順番は変えられる?

ハイライト内のストーリーズは投稿日時が古い順に表示され、順番の変更はできません。どうしても表示順を変えたい場合は、ストーリーズを削除して再投稿する必要があります。

 

Q:ストーリーズとして公開せずにハイライトに追加できる?

ハイライトはストーリーズをまとめる機能ですので、ストーリーズとして投稿しないとハイライトには追加できません。ただし、公開したストーリーズをすぐに削除したり非表示にしたりすることで、あまり人の目に触れることなくハイライトを作成できます。

 

方法①:ストーリーズを公開後すぐに削除して復元する

ストーリーズは、公開後すぐに削除した場合もハイライトに含められます。ストーリーズに載せずにハイライトだけ作りたい場合は、以下の手順で進めてください。

 

  1. ストーリーズを投稿する
  2. 投稿したストーリーズをすぐに削除する
  3. 24時間待つ
  4. プロフィール画面右上の三本線(メニュー)から「アクティビティ」をタップ
  5. 「最近削除済み」を開きハイライトに含めたいストーリーズを選択
  6. 右下「その他」から「復元する」をタップ
  7. ハイライトに追加する

 

ただし、削除後24時間以内に復元するとストーリーズにも表示されてしまいます。その点だけご注意ください。

 

方法②:フォロワー全員にストーリーを表示しない設定にする

フォロワー全員を「ストーリーズを表示しない」に設定すれば、投稿を誰にも見られることなくハイライトが作成できます。ただし、ひとりずつ手動でチェックする必要があるため、フォロワー数が多い場合は少々手間がかかります。

 

設定する場合は、ストーリーズの投稿画面の右上にある歯車マークから「ストーリーズ」を選択してください。「ストーリーズを表示しない人」をタップして、非表示にするフォロワーにチェックを入れれば設定完了です。

ただし、設定をそのままにしていると、ハイライトを見てもらうことができず、本末転倒です。ハイライトの作成が終わったら、「ストーリーズを表示しない人」のチェックを忘れずに外すようにしましょう。

 

Q4:作成できるハイライトや登録するストーリーズの数に上限はある?

ハイライトにはストーリーズが最大100件まで登録できます。ただし、投稿日が古い順に表示されるため、数が多いと最新のストーリーズまで見てもらえません。鮮度の高い情報に目を通してもらうためには、ある程度数を絞ったほうが良いでしょう。

 

また、ハイライトの作成数に上限はなく、いくつでも作成できます。ただしプロフィール画面のファーストビューで目に入るハイライトは5つほどが目安です。それ以上だと見てもらえる可能性は低いため、ハイライト自体も厳選して数を絞ることをおすすめします。

 

Q:ハイライト名を空白にできる?

カバー画像をしっかり見せたいときなど、ハイライト名を設定したくないこともありますよね。通常、ハイライト名に何も入力しなければ「ハイライト」という名前になってしまいます。何も表示したくないときは、スペース(空白)を入力してみてください。文字が表示されず、見た目上はカバー画像のみの表示になります。

 

企業イメージを向上できるのがインスタのハイライト

ハイライト機能を使うと、プロフィール画面で案内できる情報が大幅に増えます商品の案内やキャンペーン情報など、ユーザーに伝えたいことはハイライトにまとめておきましょう。活用法でお伝えしたように、お客様の声やよくある質問をまとめて、疑問を前もって解消できるようにしておくのも親切です。

 

ハイライトのカバー画像やタイトルの付け方、内容でコンセプトやビジョンを伝えられます。ハイライトを含めたプロフィール画面の作り込みがしっかりしていれば、フォロワーが増えやすくブランディングにもつながります。

ハイライトを整えておけば、URLを貼れないインスタライブやリール動画でも「プロフィールのハイライトを見てくださいね!」と伝えれば導線が作れます。

 

より確実に販売ページに誘導したい場合は、DMを自動送信できる「snsforce」がおすすめです。案内漏れやミスが不信感につながるDM送信は慎重さが必要な作業です。その点、アクションに対してDMを送信できるsnsforceなら、自動化によって人的コストの削減を実現できます。

 

snsforceには、消費者インサイトを可視化できるインスタライブのコメント分析機能と自動DM機能が備わっています。インスタライブデータからは顧客目線の改善点がたくさん見つかるため、マーケティングや商品企画、サイト運営などさまざまな点で活かせます。

 

顧客の声を分析して売上アップにつなげる「snsforce」

 

インスタライブを利用したライブコマースをまだ実施したことがない、実施したけれど成果が出なかった場合は「LIVURU(ライブル)」がおすすめです。

 

  • やり方がわからない
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「LIVURU」なら、ライブコマースにありがちな上記のお悩みを全て解決できます。

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コラムの監修者

和田英男/COO

株式会社幻冬舎出身。新規事業設立、上場企業の幹部、外資消費財メーカー/家電メーカーのデジタル領域PR等の経験を通じ、2020年に株式会社TailorApp設立。国内での多くの企業が失敗し続けてきたライブをコマース軸からマーケティング/データ軸に切り替え、様々な企業を支援。そのノウハウを大手メーカーや代理店に対する講演やDX研修、記事執筆の活動も行う。

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