インスタグラムのダイレクトメッセージのビジネス活用法を徹底解説!DMを自動送信する方法も! 【snsforce】

企業の多くは、インスタグラム(Instagram)を集客や認知拡大の場として活用しています。2023年に帝国データバンクが実施したアンケートでは企業が選ぶSNS媒体のTOPはインスタグラムでした。

 

インスタグラム運用では、フィード投稿やインスタライブの実施に加え、DM(ダイレクトメッセージ)機能の活用も重要です。たとえば、新商品の画像にコメントをくれたユーザーへ販売ページのURLと特別割引きクーポンを記載したDMを送信すれば、インスタグラムを通した売上アップにつながる可能性があります。ツールを利用して自動送信すればさらに効率的です。

 

参照:「社外に向けたSNS」、企業の4割で活用 個人消費向けでは74.6%に~ SNS活用目的、「認知度向上」がトップ ~

 

企業にとってのインスタグラムDM(ダイレクトメッセージ)活用法

まずは、インスタグラムにおけるDM機能の活用法を3つ紹介します。インスタグラムでのメッセージ送信に費用はかかりませんので、ぜひ利用してみてください。

 

当選連絡やアンケートなどで顧客とやりとり

インスタグラムでキャンペーンを実施したときなど、当選連絡や応募にDM機能を利用できます。サイトの問い合わせフォームやメールよりも気軽にやりとりできるため、意見募集や応募などはインスタグラムのDMのほうが集まりやすいでしょう。

 

顧客に情報を伝えるのはメールマガジンで十分と感じるかもしれませんが、メルマガの開封率は平均して20%ほどといわれています。日常的に使っているSNSのメッセージのほうが高確率で読んでもらえます。

 

インフルエンサーに仕事依頼

インフルエンサーにインスタライブの出演やPRを依頼する場合にも、DMを窓口にできます。とくにインスタグラムで活躍するインスタグラマーなら、メールよりもインスタグラム内のDMのほうが見てもらいやすいでしょう。

 

顧客、取引先のどちらと連絡をとるにしても、発信アカウントの明確なDMが便利です。個人で活動するインフルエンサーなどは、連絡先がフリーメールの場合もあります。迷惑メールに分類されて連絡がつかないこともあるため、インスタグラム経由のやりとりのほうがスムーズです。

 

販売ページURLやクーポンを案内して売上アップ

インスタグラムのDM機能は、連絡用としてだけでなく営業ツールとしても使えます

 

インスタグラム内でURLがリンクとして機能するのは、プロフィールとストーリーズのリンクステッカーだけです。フィードでURLを告知できない分、DMを有効活用しましょう。

 

DMで販売ページのURLやクーポンを案内すれば、インスタグラムから販売ページへ誘導しやすくコンバージョン(成果)アップが期待できます。購入に好意的なコメントに対してアクションを起こすことで、インスタグラムからの売上を伸ばしていけるでしょう。

 

インスタグラムのDMを自動送信して効率アップ

DMで販売サイトに誘導すれば、顧客の購入ステップを短縮できます。ただし、スタッフがコメントを確認してメッセージを送るやり方だと、手間がかかるうえにミスや案内漏れが起こるかもしれません。

 

テイラーアップが提供する「snsforce」なら、人の手を介さずにDMを自動で送信できます。ここからは、snsforceで実現できることを詳しく紹介します。

 

一歩先ゆくマーケティングと販促を実現できる「snsforce」

snsforceはターゲットに“体験価値”を提供するソリューションです。顧客のアクションに対して即座に必要なメッセージを自動送信することで、顧客により価値のある体験を提供できます。

 

snsforceでDMを自動送信できるアクションは以下の5つです。

  • フィードコメント
  • ストーリーメンション
  • ストーリーコメント
  • リールコメント
  • インスタライブコメント

 

上記のアクションに対して、それぞれに設定した文章を自動で送信します。

 

販売ページURLやクーポン案内が売上に結び付くのは、「欲しい」と思ってコメントしたタイミングでDMが届くからです。商品を欲しいと思ってもらうきっかけとしてはインスタライブがおすすめです。

 

インスタライブを利用したライブコマースのメリットは、無料でできることと配信開始時にフォロワーに通知が届くことです。

 

▼インスタライブの通知についてはこちらの記事でも詳しく案内しています。
インスタライブの通知設定と来ない場合の対処法!企業がすべき4つの施策も紹介

 

さらにsnsforceを導入すれば、ライブ開始時にXでも自動告知できます。

 

コメントや視聴者数などのライブデータが残らないことはインスタライブのデメリットですが、その点はsnsforceにお任せください。snsforceを導入すれば、通常は消えてしまう上記のライブデータログをシステム上にすべて蓄積できます。

 

インスタライブのコメントは情報の宝庫です。リアルタイムでは追いきれなくても、時間をかけてコメント内容を分析すれば今後の課題や改善点が見つかります。改善を重ねることで、広告に頼らずに売上を作る仕組みを構築できます。

 

【インスタライブ解析「snsforce」の機能】

  • インスタライブのデータを蓄積できる
  • インスタライブ中にDMを自動で送信できる
  • ライブ開始時にXに告知ができる

「snsforce」ならインフルエンサーとの提携で共同投稿ができる

コラボ配信やPR施策の場合、インフルエンサー側にsnsforceを導入してもらえれば、コメントに連動したDMをインフルエンサー名義で多くのフォロワーへ送れます

インフルエンサー側が導入に難色を示す場合は企業アカウントとインフルエンサーで、リールやフィードの共同投稿を行うのがおすすめです。

 

インフルエンサーとの共同投稿には以下のような数多くのメリットがあります。

  • お互いのタイムラインに表示される
  • 再生数や「いいね」数が合算される
  • ユーザーとのタッチポイントが増える
  • 熱量の高いユーザーを抽出できる

 

共同投稿にインフルエンサー側のフォロワーがコメントした場合でも、snsforceの機能で企業アカウントからDMを自動送信できます。さらに、投稿は双方のタイムラインに表示され、再生数や「いいね」数も合算されます。その結果、インスタグラムの発見タブにも載りやすくなるのは大きなメリットだといえるでしょう。

 

⇒発見タブとは

発見タブは、アプリ下部にある虫眼鏡マークをタップしたときに表示される画面です。発見タブに掲載されると、未フォローのユーザーとのタッチポイントが増えるため、フォロワー数増加やバズるきっかけになることもあります。

 

発見タブの掲載には、投稿の表示に対する反応がどれくらいあったかというエンゲージメント率が重視されます。そのため、双方のタイムラインに表示され「いいね」数が合算される共同投稿は非常に有利です。

 

また、インフルエンサーのフォロワーで自社にコメントをくれた方は、それだけ自社の商品やサービスに関心があると想定できます。こういった熱量の高いユーザーアカウントを抽出し、個別に対応してナーチャリング(顧客育成)できるのも大きなメリットです。

 

インスタDMでビジネスが発展した事例4選

ここからは、インスタDMでビジネスが発展した事例を4つ紹介します。具体的な活用法が、ビジネスに役立つやり方をイメージするきっかけになれば幸いです。

 

DMツールでインスタグラムからの売上を実現

【課題】リールの再生回数が増えない・SNSからの売上が見込めない

【解決策】snsforceを導入したライブコマース×リール施策

【結果】平均再生数約1万が再生回数約31万になり、売り上げ100万円以上達成

 

アパレルメーカーA社様は、リールの再生回数が増えないこととSNSからの売上が見込めないことに課題を感じていました。課題解決のためにsnsforceを導入してライブコマースを実施。再生回数は30万回を超え100万円以上の売上を達成しました。

 

A社様の事例では、ライブ配信で気になったコーディネートをリール投稿のコメントで回答してもらうという企画を実施しています。過去のリールでは平均するとコメント0件に近い状態でしたが、このとき投稿したリールのコメント数は380件を超えました。

 

コメントにはDMを自動送信し、コーディネートに使った各アイテムの販売ページを案内しています。結果として、100万円以上の売上を達成しました。 DMの自動送信ができれば、ライブコマースの成果も上がりやすくなります

 

インフルエンサーからのDMでエンゲージメント率約2.4%を達成

【課題】実店舗へ店頭誘致したい

【解決策】ターゲットと親和性の高いインフルエンサーによるPR・snsforceの導入

【結果】通常のPR投稿に比べリーチ率113%、通常0.3~0.4%のエンゲージメント率約2.4%を達成

 

B社様は店頭誘致のため、snsforceをインフルエンサーに導入してPRを実施しました。インフルエンサーの店頭体験をリール投稿し、リールのコメントに対してインフルエンサー名義でDMを自動送信します。

 

親和性の高いインフルエンサーをキャスティングすることで、リーチ率は通常のPR投稿の平均値を上回り対比113%を達成。キャスティングによって成果が左右されるため、自社に適したインフルエンサーのアサインが重要です。

 

また、snsforceの導入で、通常0.3〜0.4%だったエンゲージメント率(投稿に対する反応を示す指標)は約2.4%まで伸びました。

 

Rival IQの2024年ソーシャルメディア業界ベンチマークレポートによると、インスタグラムエンゲージメント率は、食品・飲食業界が0.45%、インフルエンサーが0.75%です。業界・インフルエンサーの平均を上回る結果が出せた好例です。

 

参照:2024年ソーシャルメディア業界ベンチマークレポート

 

DMの自動送信でロイヤリティの高いフォロワーを可視化

【課題】フォロワーのロイヤリティの可視化

【解決策】フィードコメントに対してDMでレシピサイトのURLを送信

【結果】コメント・DM送信数1.7万件達成し紹介商品は1週間で完売、高ロイヤリティアカウント名を取得

 

インスタライブはフォロワーのロイヤリティを可視化するのに有効です。インスタライブの視聴者は、自社のサービスや商品に興味のある購買確度が高い層だと考えられます。

 

C社様は定期的にインスタライブでライブコマースを実施しています。snsforceを導入してケーキに対するコメントにレシピURLを自動送信したところ、コメント・DM送信数は1.7万件を突破しました。投稿から1週間で紹介した商品は完売しています。

 

メッセージへの反応でロイヤリティの高さを測れます。そのため、DMの自動送信をきっかけに、ロイヤリティの高いユーザーアカウント名の取得が可能です。

 

DMツールを使ったリールの共同投稿でコメントが約220倍に

【課題】認知拡大と店頭送客

【解決策】インフルエンサーアカウントとsnsforceを連携しリールでスポット紹介

【結果】企業アカウント約220倍、インフルエンサーアカウント約50倍のコメント数、リールからの送客

 

snsforceによるインフルエンサーとの共同投稿は、ひとつの投稿が双方のタイムラインに表示され再生数やいいね数が合算されます。その効果もあり、D社様の共同投稿はハッシュタグで上位表示される「人気投稿」に掲載されました。その結果、多くのユーザーの目にとまり、課題であった認知拡大を実現できました。

 

リーチ数が増えるとリールへの反応も活発になります。企業アカウントの再生数は約3.6倍・コメント数約220倍、インフルエンサーアカウントでも再生数約2倍・コメント数約50倍の伸びを見せました。

 

コメントに対してはsnsforceで効果的なフォローアップができます。「行ってみたい」まで気持ちを育てられるのは、コメント後にすぐ届くDMの効果です。

 

インスタグラムのDM機能でよくある質問

最後に、インスタグラムのDM機能でよくある質問をまとめました。「何ができるの?」「こんなことできる?」と思ったときは、こちらをご参照ください。

 

インスタグラムのDMはどこから送るの?

インスタグラムのメッセージは、以下の3カ所から送れます。

  • ホーム画面:吹き出しアイコン
  • 相手のプロフィール画面:「メッセージ」をタップ
  • 相手のストーリーズ:画面下部のメッセージ欄

 

そのほか、フィード投稿などの紙飛行機アイコンをタップするとDMで投稿をシェアできます。

 

インスタグラムのDMで何が送れる?

インスタグラムのDMで送れるものは以下のとおりです。

送るもの 送り方
写真・動画 メッセージ欄右側の写真アイコンで送る写真・動画を選択
スタンプ・GIF メッセージ欄右側の顔アイコンで送るスタンプ・GIFを選択
音声メッセージ メッセージ欄右側のマイクアイコンで録音
プロフィール プロフィール画面のメニューボタンから「プロフィールを送信」
消えるメッセージ 下から上に画面スワイプで消えるメッセージモードをオン
消える写真・動画 メッセージ欄左側のカメラアイコンで送る写真・動画を選択、左下の「リプレイを許可」で表示回数を設定
フィード投稿・ストーリーズ・リール それぞれの画面から紙飛行機アイコンでシェア
リアクション 送られたメッセージ長押しでリアクションを選択、ダブルタップで「いいね」

 

インスタグラムのDM機能でできることは?

インスタグラムのDM機能でできることをまとめました。

  • メッセージの送信取り消し:送ったメッセージを長押しして「送信を取り消す」
  • メッセージの編集(送信から15分以内):送ったメッセージを長押しして「編集」

 

他のSNSよりも柔軟に取り消しや変更ができるのが特徴で、送信を取り消すと相手の画面からもメッセージが消されます。シェアした画像なども送信取り消しが可能です。メッセージは送信後15分以内なら編集できますが、編集したメッセージには「編集済み」と表示されます。

 

取り消しや編集機能があるとはいえ、誤送信のリスクは企業アカウントの信用にも関わります。「snsforce」なら、指定どおりの内容を即座に自動送信できます。事前に送信内容を吟味できるため、対応が後手に回らず、焦ることもありません。

 

インスタグラムでDMが送れない理由は?

DMが送れないときは、以下の原因が考えられます。

  • 相手にブロックされている
  • 相手にアカウント制限されている
  • 相手が18歳未満でフォローされていない
  • 相手がフォロー外からの新規メッセージを拒否している
  • 相手のアカウントが停止・削除されている
  • 上限数以上のDMを送ろうとしている

 

相手の設定や状況でDMを送れない場合は、こちら側からできることはありません。どうしてもDMで連絡を取る必要がある場合はコメントなどでも声をかけてみましょう。

 

また、企業アカウントの場合は案内などで1日に何通もDMを送ることがあります。インスタグラムではスパム行為対策として、1日で送信できるDMの上限が決まっています。送りすぎが原因と思われるときは、日を改めて送ってみましょう。

 

そのほか、アプリの不具合や通信環境の問題も考えられます。インスタグラムのほかの機能は問題なく利用できるか、ネット環境に問題はないかを確認してみましょう。

 

企業アカウントが注意したいインスタグラムのDM機能は?

企業アカウントにユーザーがDMをくれた場合、ログイン中で既読なのに返信がないと不安になるかもしれません。DMも数が多いとそのまま返信を忘れてしまうこともあるため、運用担当者を置き、できるだけ早いタイミングでのメッセージ確認をおすすめします。

 

あわせて、ログイン状態やメッセージを見たかどうかを知られないように設定してみましょう。

【既読をつけない方法】

インスタグラムのDMはメッセージを確認すると「既読」と表示されます。既読と表示されないようにするには、プロフィール画面のメニューボタンから「メッセージとストーリーズへの返信」を選択し「開封証明表示」をオフにしてください。

 

【ログイン時間を表示させない方法】

一度DMをやり取りするとDM一覧画面でログイン時間が表示されるようになります。オンライン状況もプロフィールのメニューから表示しないように設定できます。「メッセージとストーリーズへの返信」から「アクティビティのステータスを表示」をオフにしましょう。

 

インスタDMを自動化すると効果的なSNS運用ができる

インスタグラムのDM機能は、連絡窓口としてだけでなく営業ツールとしても有効です。フィード投稿やインスタライブのコメントで、興味の有無や購入意欲を探れます。そこに対するピンポイントなDM送信は効果的で、興味・関心を後押しして成果につなげやすくなります。

 

しかし、スタッフがコメントを見つけてメッセージを送るといった方法では、ミスや案内漏れの可能性が出てきます。人的コスト削減のためにも、DMを自動で送れる「snsforce」がおすすめです。

 

DMを活用すれば、インスタライブを使ったライブコマースの成果も上げやすくなります。インスタライブで「欲しい」と思った気持ちのフォローと、販売サイトへの誘導を一通のDMで実現できるため、売上アップが期待できます。

 

インスタライブデータを残せるという機能も、snsforceの大きな強みです。顧客目線の改善点がたくさん見つかるため、マーケティングや商品企画、サイト運営などさまざまな点で活かせます。通常なら消えてしまうライブデータを、snsforceで使えるデータとして蓄積しましょう。

 

顧客の声を分析して売上アップにつなげる「snsforce」

企業アカウントの知名度がまだ低い場合は、自社の商品サービスと親和性の高いインフルエンサーの影響力を利用するのもひとつの方法です。snsforceなら、連携することでインフルエンサーとの共同投稿ができます。

 

自社と相性の良いインフルエンサーのキャスティングにお悩みの場合は、テイラーアップにご相談ください。ネットワークを活かしたタレント・インフルエンサーのキャスティングや企画・台本作成も得意分野です。

 

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コラムの監修者

和田英男/COO

株式会社幻冬舎出身。新規事業設立、上場企業の幹部、外資消費財メーカー/家電メーカーのデジタル領域PR等の経験を通じ、2020年に株式会社TailorApp設立。国内での多くの企業が失敗し続けてきたライブをコマース軸からマーケティング/データ軸に切り替え、様々な企業を支援。そのノウハウを大手メーカーや代理店に対する講演やDX研修、記事執筆の活動も行う。

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