企業も続々参入中!TikTokライブ配信を始める条件・やり方・成功事例を紹介 【snsforce】

TikTokのライブ配信機能「TikTok LIVE」は、企業が発信力を高めるためのプラットフォームとして注目を集めています。とはいえ、「そもそもTikTokでライブ配信もできるのか?」「自社アカウントで配信するにはなにか条件があるのか?」といった疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

 

TikTok LIVEは、フォロワーが少なくても拡散が狙える仕組みや、コメントを通じたリアルな双方向コミュニケーション、配信内容の二次活用など、マーケティングに役立つさまざまな強みを備えています。

 

本記事では、企業がTikTok LIVEを活用するうえで知っておきたい5つの強みを中心に、配信スタイルの種類や出演者の選び方、成功事例まで詳しく解説します。

 

企業がTikTok Liveを利用してライブ配信を行う5つの強み

TikTokには「TikTok LIVE」というライブ配信機能があります。

TikTok LIVEは「多くの人に届く(拡散力)」「その場でつながる(リアルタイム)」「終わったあとも使える(編集して再利用)」ライブ配信ツールとして、企業から注目を集めています。

 

【TikTok LIVE:5つの強み】

  1. レコメンド機能により、フォロワー以外のユーザーにも配信が届く
  2. タグ付けにより、購買導線を設定できる(他のSNSと比べて購買につながりやすい)
  3. 配信内容を切り出してショート動画などに二次活用できる
  4. コメントや視聴データから視聴者の興味・関心を把握し、マーケ施策に活用できる
  5. コメントやリアクションを通じた、リアルタイムな双方向コミュニケーションができる

 

TikTok LIVEはフォロワーが少なくてもレコメンド機能で新規ユーザーに届く点や、コメントを通じてリアルな声を集められる点など、これからの企業発信にぴったりです。さらに、ハイライトを切り出してショート動画として再投稿すれば、ライブ終了後も拡散が狙えます。

 

▼企業がTikTokでの認知拡大やユーザーとのコミュニケーションを図る際に知っておきたい動画編集の考え方やコツについては下記の記事で詳しく紹介しています。

企業が今すぐ取り組める、TikTokの動画編集のコツ!

 

TikTok LIVE(ライブ配信)が利用できる条件

TikTok LIVEを利用するには、TikTokが定める利用条件を満たしている必要があります。企業アカウントで配信を行う前に、まずは以下の基本要件を確認しておきましょう。

【TikTok LIVEの利用条件】

  • 18歳以上であること
  • フォロワー数1,000人以上(地域によって異なる場合があります)
  • コミュニティガイドラインに違反していない健全なアカウントであること

参考:TikTok│What is TikTok LIVE?

 

企業アカウントの場合、過去の投稿やコメント内容によっては、審査に通らなかったり、LIVE配信機能に制限がかかる可能性があります。企業イメージを損なわないためにも、事前にアカウントの状態や投稿履歴を見直すことをおすすめします。

 

▼ライブ配信のやり方に関しては下記の記事で詳しく紹介しています。

企業が積極的に活用している「ライブ配信」とは?ビジネスやマーケティングのメリットを徹底解!

 

【企業向け】ライブ配信の種類や企画例

TikTok LIVEは、誰が出演するか・どんな企画で配信するかによって、効果や視聴者の反応が変わります。ここでは、企業アカウントにおすすめの3つの代表的な配信スタイルをご紹介します。

 

種類 メリット 企画の例
1.社員が出演する自社出演型 マーケティング担当者や開発者、店舗スタッフが自ら出演することでコストを抑えて継続的な配信がしやすい。

「中の人」が出演することで企業に対して親しみを持ってもらえる。

・商品開発の裏話

・社内の日常を紹介する配信

・商品に関するQ&A

2.外部のTikTokクリエイターに依頼するキャスティング型 商品との親和性が高いインフルエンサーを起用すれば、一気に話題になる。拡散力と企画力を最大限に活かせる。 ・TikTokクリエイターによる「リアルな使用感」レビュー
3.社員+TikTokクリエイターのハイブリッド型 企業のリアルな声と、クリエイターの拡散力を両立できる。

対談風にすることで、主観と客観の双方向で深みのある配信を実現できる。

・美容ブランドの開発担当×人気美容TikTokerの対談配信

 

▼下記の記事では、社内スタッフと外部出演者それぞれのメリット・デメリットを紹介しているのでぜひお役立てください!

ライブコマースに出演する「コマーサー」「KOL」「インフルエンサー」の違いとは

 

【企業向け】TikTok LIVEの成功事例を紹介

企業がTikTok LIVEに取り組む際、「中の人(社員)が出演する」スタイルも良いのですが、フォロワーが少ない初期段階ではなかなか視聴数が伸びず、効果が出にくいこともあります。

 

そこで注目したいのが、実績のあるTikTokクリエイターとのコラボです。拡散力・企画力・親和性のあるクリエイターを起用することで、ブランドや商品の魅力を一気に引き出し、購買や認知拡大といった成果につなげることができます。

 

今回はクリエイターを起用したTailor Appでの成功事例を2つ紹介します。詳細を知りたい企業のご担当者は、ぜひ以下よりお問い合わせください。

【お問い合わせ/資料ダウンロードはこちらから】

商品を愛用しているZ世代のクリエイターを起用し商品のイメージを一新!

テレビCMを中心に展開していたある豆乳メーカーでは、Z世代に根強く残る「豆乳=飲みにくい」というイメージに課題を抱えていました。そこで、普段から豆乳を健康目的で愛飲しているZ世代のTikTokクリエイターを起用し、ライブ配信を実施。クリエイターが日常的に豆乳を楽しむ様子や豆乳を飲む理由を自分らしい言葉で配信したことで、従来のイメージが払拭され、若年層の関心を一気に獲得しました。

 

ライブ終了後は「試してみたい」「豆乳の良さを知らなかった!」というコメントが多数寄せられ、若年層へのリブランディングに成功しました。

 

高額な美容グッズをTikTokライブでカジュアルに訴求することに成功!

高価格帯ゆえに若年層にはなじみの薄い美容グッズを扱うB社では、美容クリエイターではなく「美容に限らない」TikTokクリエイターを起用。普段の生活の中で自然に製品を取り入れる様子をライブで紹介し、「リアルな使用感」や「自分にも使えそう」という印象を与えることに成功しました。

 

その結果、ライブ配信は約95万回再生を記録し、従来アプローチが難しかった若年層の「興味・関心」を喚起。以降もライブ企画を継続的に実施し、高単価の美容グッズの「手に取りにくさ」を払拭することに成功しました。

 

TikTok LIVEを活用して企業の発信を強化しよう!

TikTok LIVEは、フォロワー数に頼らない拡散力・双方向のコミュニケーションを兼ね備えた、今注目のライブ配信プラットフォームです。利用できる条件も厳しいものではないので、多くの企業アカウントで気軽に実施できます。

 

また、社員出演や外部クリエイターとのコラボなど、目的に合わせた多彩な配信スタイルを選べるのも特徴です。TikTok LIVEではクリエイターを起用することでブランドイメージに合わせた柔軟な発信が可能になります。

 

「せっかくライブ配信をするなら、インスタライブやYouTubeショートなど、他のSNSにも展開したい」「インスタライブなどでライブ配信の経験があるが効果が今ひとつ」…といった企業に、ぜひおすすめしたいツールが「snsforce」です。

 

snsforceはインスタライブ配信中のコメントや視聴者数などのデータを自動で記録・管理できるため、出演者の反応やユーザーの関心を客観的に把握でき、TikTokはじめあらゆるライブ配信の参考になります。さらにインスタライブ中のコメントに対してDMやクーポンを自動送信でき、ライブ配信効果の最大化が可能です。

 

▼ライブデータ取得・DMの自動送信でインスタライブの売り上げを伸ばす「snsforce

 

またキャスティングをはじめライブ配信に関するお悩みには、配信に必要なすべての工程をワンストップでお任せいただける「LIVURU」がおすすめです。貴社のニーズに合わせたサポートを提供いたしますので、ぜひご相談ください。

 

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コラムの監修者

和田英男/COO

株式会社幻冬舎出身。新規事業設立、上場企業の幹部、外資消費財メーカー/家電メーカーのデジタル領域PR等の経験を通じ、2020年に株式会社TailorApp設立。国内での多くの企業が失敗し続けてきたライブをコマース軸からマーケティング/データ軸に切り替え、様々な企業を支援。そのノウハウを大手メーカーや代理店に対する講演やDX研修、記事執筆の活動も行う。

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